3月13日、今年もギリギリで確定申告が終わりました✨
また来年必ずやってくる確定申告のために、今年やっておいてよかったこと、来年こそはやっておきたいこと、をまとめておきます!
やっておいてよかったこと
まずは今年やっておいてよかったことからご紹介します。
- 確定申告サービスを有料版で活用
- 銀行口座とクレジットカードは個人のものと分ける
- 経費の支払いはクレジットカードのみにする
- マイナンバーカードを作って電子申請用のパスワードを登録
- 来年の分も勢いで2月分までやっておく
確定申告サービスを有料版で活用
私は個人でデザインのお仕事をしているフリーランスです。青色申告とよばれる、帳簿の必要な方法を選択しています。(白色申告に比べ、青色申告の方が節税のメリットが大きいです)
わたしはかなり数字は苦手で、ましてや簿記の知識もありません。そのため、この確定申告を乗り切るためにマネーフォワードクラウド確定申告というサービスを利用しています。
このサービスに自分の銀行口座とクレジットカードを連携することで記帳漏れが防げます。
確定申告の際にはこの自動で読み込まれたクレジットカードの履歴と口座の出入金履歴を仕訳していくのです。サービスを利用していて助かるのは、ある程度仕訳をおすすめしてくれます。わたしのように簿記の知識のない人には本当におすすめです。
私が使っているのは「マネーフォワードクラウド確定申告」の有料版です。無料でも使えますが、一度に仕訳できる数に制限があります。いかんせんずぼらな性格でまとめて一気に仕訳するので、件数無制限で登録できる有料版をつかっています。
銀行口座とクレジットカードは個人のものと分ける
銀行口座とクレジットカードは楽天銀行の口座をつくり、キャッシュカードにクレジット機能もつけて利用しています。
楽天銀行などネット銀行の方が振込手数料が低いこともあり、フリーランスの方にはネット系の銀行がおすすめです。また、楽天カードは楽天ポイントが貯まる、などのメリットもあります。
そして、個人の支出や生活費の支払いなどはこの口座やカードは使っていません。
開業した当時は、実は個人の支出と事業の支出、同じ口座から使っていたんです
個人の支出は「事業主貸」として仕訳すればいいので、できなくなないのですが、とにかく仕訳の量が膨大になっていました!
一昨年からきちんと整理して口座もカードも事業用に分離しました。
個人で使うお金はまとめて個人口座に移し「事業主貸」と仕訳すればいいので、仕訳の数が減り、ものすごく楽になりました。
経費の支払いはクレジットカードのみにする
経費の支払いは現金は使わず、事業用クレジットカード、または事業用口座からの引き落としにしています。
クレジットカードは「マネーフォワード確定申告」と連携しているので、支出をいちいち手入力する手間がはぶけます。
また、現金をつかうには小口現金も管理しなくてはいけません。物理的にお財布をふたつもつのは性格的に無理なので、もう現金を扱うのはやめました。
まれに現金で支払いをしていただくことがあるのですが、その時はその場で現金を「事業主貸」に仕訳して、個人のお財布にいれてしまいます。管理するものは極力減らすことで、間違いも少なくなりました!
マイナンバーカードを作って電子申請用のパスワードを登録
昨年からマイナンバーカードをつかって確定申告しています。「マネーフォワードクラウド確定申告」の入力はパソコンでやっていますが、入力が終わったら「マネーフォワード確定申告」のモバイルアプリを開きます。電子申請用のパスワードを登録しておけば、「申告書の提出」でマイナンバーカードの上にスマホを置くだけでシュシュシュシュしゅ〜〜と申請が完了します!
窓口に並んだり、書類をプリントして郵送したりしていたのが嘘のようです。
めちゃめちゃラク!
しかも期限内であれば何度でも書類を出し直すことができて、一番最後のものが採用されます。
ほんとにマイナンバーカード作ってよかったな、と実感しています。
来年の分も勢いで2月分までやっておく
基本、わたしは来年のこの時期まで確定申告のことを考えたくありません。ただ、毎年一年ぶりにアプリを開くと、最初何をどう仕訳したらいいのかすっかり忘れてるんですよ(汗)
なので、昨年は覚えているうちに2月までのデータを仕訳しておいたんですね。
これが本当にやっておいてよかったです。わざわざ、前年のものを見に行くのはめんどくさいので、すでにいくつかやってあるとそれを見て思い出しながら仕訳ができたんです。
だいたい売掛と売上、入金、源泉徴収、あたりが毎年わからなくなるんです(泣)
請求書した時には源泉含む請求額総額を、借方:売掛金、貸方:売上高に仕訳。入金された時には借方:普通預金(入金された金額)、事業主貸(源泉徴収分)、貸方:売掛金に仕訳するんですね(来年の自分のためにメモしてます)。
あとクレジットカードも経費を使った時とクレジット利用料が口座から引き落とされた時の処理がわからなくなります。
カードで経費を使った時は、借方:消耗品費(支出の内容によりますが、だいたいがこれ)、貸方:未払金に仕訳、カード利用料が口座から引き落とされた時に、借方:未払金、貸方:普通預金ですね。(これも来年の自分のためのメモです)
まぁ、私の場合この2つさえ覚えていればだいたいは仕訳できるのですが、 忘れちゃうんですよね。毎年。
来年の私も忘れちゃうと思うので、今年の分も2月まで勢いで入力しておきました。
やっておけばよかったこと
ここから来年のためにやっておきたいことです。
かなり効率化できてきたので、あまりないのですが、唯一自動化できておらず手入力していたのが「請求」の部分でした。
去年までは請求書は昔から使っていたExcelのフォーマットを使っていたんです。なので請求書のPDFを保管しておいて、手で入力していました。
これがやっぱりめんどう。。。
ついに今年からは請求書も「マネーフォワードクラウド確定申告」に一元化しようと思います。
請求書のデザインがいまいちだな〜とか思っていたのですが、今回のぞいてみたらシンプルでかなりよさそうでした。
なにより請求書に大切なのは「正確さ」「見やすさ」ですよね。
そして「マネーフォワード確定申告」で請求書を作成することで、請求金額を手打ちすることがなくなります。
これで来年はさらに効率よく確定申告できるはず!
副業の人の確定申告
最後に副業として事業収入がある方の確定申告について少し書いておこうと思います。
わたしは開業届を出した後も、会社員として働いていた時期があります。会社員で働いていると年末調整がありますよね。給与とは別に収入がある場合でも会社の年末調整は普通に必要です。その際給与以外の収入のところにだいたいの事業収入を申告しておきます。
そして、確定申告の際には事業収入には給与は入れません。
ただ、確定申告書に事業収入以外の収入を記入する箇所があるので、該当の箇所に記入していきます。年末調整済みであれば、チェックを入れる項目もあります。
いまでも、クライアントさんによって、アルバイト代としてお支払いいただくこともあるので、これも覚えておきたいと思います。
さて、ここまでかなりずぼらな内容ですが、初心者の方などは参考にしてみてください。
ちなみにこの投稿のアイキャッチ画像として使っているのはCanvaのテンプレートとして公開しています。
よろしければ、インスタの投稿などでみなさんの確定申告ノウハウなど投稿してみてくださいね。